ばね指の治療として、鍼も選択肢のひとつです。
ばね指(弾発指)は腱鞘炎の一種で、発症要因のひとつに、女性ホルモンの変動が関与していると考えられ、妊娠、出産、閉経後の女性に多く見られます。状態によっては手術を要しますが、先ずは、ステロイド注射による治療(保存療法)が一般的です。ただし、頻繁に複数回の注射をすると、腱が切れてしまうリスクがあるため、単回の治療で良くならない場合は手術に踏み切ることも多いようです。鍼治療は、注射のようなリスクはなく、1週間に1回程度で数回継続すると、症状の改善が見られることも多く、効果的な保存療法のひとつと言えます。
弾発指(ばね指)に対する鍼治療の効果を検証するとともに、罹病期間(発症してからの期間)による効果の違いを検討した報告があります。
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➤ ばね指に対する鍼治療について