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鍼灸レポート:筋腱付着部炎に対する鍼治療について

“テニス肘” はテニスをしない方でもなる病気 です

テニス肘、ゴルフ肘、ジャンパー膝と聞くと、「スポーツをしている人がなる病気?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。これらの俗名で呼ばれる筋腱付着部炎という病気は、筋肉や腱の付着部(くっつくところ)に炎症が生じた状態で、調理師さんや美容師さんの他、特定の動きが多い(関連する筋肉を酷使する)職業の方にもよく見られます。酷くなると、付着部の組織が骨化(変性)してしまうこともあるため、なるべく早く治す(=筋肉や腱の修復)のが望ましく、それには、患部を安静にした上で組織血流を増加させることが重要です。
鍼治療は、腱の血流を増加させ、修復を促進させる可能性が示されています。

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筋腱付着部炎に対する鍼治療について

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