外反母趾による痛みは、一定期間、灸治療を継続することにより軽減します。
外反母趾はハイヒールやつま先の細い靴の着用だけでなく、カッティング動作が多いスポーツなども発症要因と考えられています。
外反母趾による痛みは、スポーツ活動さらには歩行などの日常の運動にも悪影響を及ぼします。
痛いと動けない、動けないと筋力が弱ってますます外反母趾を助長する…そんな負のスパイラルに陥ることもあります。
一定期間、灸治療を継続して外反母趾による痛みと運動能力の変化を検証した報告があります。
2週間、外反母趾で最も痛い部位(内側に出っ張った所)に、1日1壮(個)、セルフ灸を続けてもらうと、こんな効果が得られます。
反復横跳び時(外反母趾の痛みを誘発しやすい運動)の痛みが和らぎます。
反復横跳び(外反母趾の痛みを誘発しやすい運動)の回数が増えます。
外反母趾による痛みの軽減とともに、運動能力の向上を認めています。
この研究で用いたセルフ灸は、誰でも簡単に扱えるタイプのお灸で、自宅で継続することもできます。 熱さもマイルドでやけどの心配もありません。